子どもの感性を育むインテリア

2022年02月04日

子どもの豊かな感性を育むためには、五感からインテリアを考えることが大切です。

幼児期にどのようなものに触れて育つかが子どもの感覚に大きな影響を与えます。
0~7才期は、特にからだをつくる時期で意志を育てる時期ですが、この感覚が上手く形成されないと一生のあいだ失われたままであるとも言われています。

特に神経、感覚器官が発展。あたたかく静かでおだやかな環境が必要な時期です。
この大切な時期の子育て中のインテリアのポイントとして、子どものスペースと共有スペースを作ることです。

具体的には、リビングの一部に小さなラグマットなどを敷き子どもスペースを作り、心理的にスペースを分けます。

子どもが自分のスペースを意識することによって、家の中に秩序があることと、家全体が子どもの空間ではないことを感じとっていきます。

そして、生活リズムがあることに落ち着きを感じるこの時期は、空間リズムを整わせるためには整理整頓が必要になります。初めはお片づけはひとりで出来ませんが、模倣の時期でもありますので周りの大人が手本を示すと楽しみながらお片づけをするようになります。
周りの影響を受け、模倣することで意志が育ちます。

お片づけが楽しくなる収納ボックスを工夫したり、また棚におもちゃの指定席をつくり、もとにあった場所に戻すという秩序を育てます。

色彩の心理効果も考慮します。色彩は精神に作用しますが、色彩の補色効果が子どもに作用します。
興奮しやすい子どもには、赤、または赤みをおびた黄色を、活発さにかける子どもには青、または青みをおびた緑色というように心理補色効果(赤→青緑が補色)が子どもに作用します。

また色の性格を考慮して、子どものスペースに色彩を取り入れてみてはいかがでしょうか。

動きのある黄色などを遊びなどの動きのある空間に取り入れたり。この時期は、色彩の美しいファンタジーのなかで過ごすことも大切です。

そして、自然素材、本物に触れることが感性の豊かさにつながります
インテリアに使われている内装材はもちろんですが、おもちゃなどは極力天然のものを。
プラスチックなどと違い、自然素材は時とともに表情が変わり、時と共鳴するため室内が心地良くなるのです。

照明をあたたかみのある電球色にしたり、自然のアロマでの香りの演出もお勧めですね。
有機的な空間となり、子どもの感性を育みます。

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