和文様を楽しむ
2021年12月10日
日本人の暮らしに、和文様をもっと取り入れてみてはいかがでしょうか。
インテリアファブリックで、洋風の布はバリエーションが豊富ですが、それにくらべて和風のもの、和文様柄は、とても少ないです。
上の写真は、和文様のひとつ、七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)です。
いくつもの円の円周を四分の一ずつ重ね、上下左右に連続させている模様ですね。輪ちがいつなぎ文とも言われ、四方どちらへも永遠に続き縁起のよいことから、「四方」、「しっぽう」、「七宝」と呼ぶようになりました。七つの宝とは、金、銀、瑠璃、めのう、さんご、水晶、パールのことです。
昨今は、特別な場所でしか、日本的な伝統的なものにふれる機会がなくなりましたが、本来はあたりまえに、日本人の暮らしの中で、和文様を取り入れることが大切です。
インテリアファブリックに取り入れる場合は、写真のようなドレープスタイルの他、和のテイストに合うシェードスタイルで、窓廻りデザインをすると和柄を楽しむことができます。
和文様のひとつ、麻の葉文様の組子によるアロマウッドなど、インテリアアイテムとして取り入れても素敵ですね。