暮らしの中のフラワーデザイン

インテリアのアクセントとしてのフラワーコーディネート法をご紹介します。
空間演出としてのフラワーデザイン。
暮らしにお花を素敵に取り入れ、自然にアレンジできたら素敵ですね。
生活シーン毎、インテリアとの色彩の統一、花器とのバランス、置く場所によりボリュームを考慮したりと基本的なルールがあると思います。
リビングであれば、華やかなイメージのお花にグリーンを一緒にコーディネートすると上手くまとまります。
バラ、ユリやカラーなど単品使いでも充分に存在感があり、華やかなイメージのお花が適します。
(カラーのお花によるスタイリッシュな演出法。下に掲載しました写真をご覧ください。)
色彩は壁紙、カーテンを考慮して同系色でおだやかにまとめたり、また反対色でアクセントとして取り入れても良いですね。
センターテーブルの上に置く場合、上から見ても美しいアレンジで低めにします。
一般的には、花器:お花=1:1.616の黄金比のバランスが美しいのですが、飾る場所によって低くアレンジしたり、また逆に高く、細長くアレンジしたりします。
アレンジに自信がなくても、花器にダイアゴナル(斜め)に挿す手法は、手軽でお洒落感が増します。
出窓などにもお花を飾ると素敵ですが、あまり色々な種類のものを置くと乱雑なイメージになってしまいます。
お花や花器の色彩を統一したり、またグリーンを飾る場合、光を透過させる浅い色の葉を持つグリーンを飾ると暗くならずにお奨めです。
ダイニングテーブルに置く場合は、お皿レベル高さに合わせ、ドーム型又は水平デザインにアレンジします。
あまり香りの強くないもの、明るく優しい色彩のもの、季節のお花が適します。
キッチンはお花というより、グリーンを飾ったり、そのままお料理にも使えるハーブ類が良いです。
土が見えていると不衛生なので、ゼリータイプやハイドロカルチャーなどを使います。
洗面室などは、個人的に奥行きを出さず高さを強調した(細長いデザイン)アレンジがお奨めです。ミニコチョウランも素敵ですが、一輪挿しに存在感のある葉を高さを強調して(花器の2倍以上の高さ)お花と一緒にアレンジすると場所も取らず、すっきりとモダンな印象になります。
フラワーデザインで大切なことは、アレンジする場所とお花、グリーンの相性、インテリアとの色彩調和、ボリューム感を考慮することです。

