インテリア配色のメソッド

2021年10月01日

インテリアの配色には、いくつかのパターンがあります。

このメソッドに沿ってカラーパレットを決めてコーディネートすると、調和された美しい空間となります。

□コンプリメンタリー

色相環図の180°の関係にある、補色の色同士の組み合わせで配色します。

ハイコントラストで、インテリアのシーンでは、小物やファブリックなどに使用すると良いです。


□スプリットコンプリメンタリー

スプリット(Split)とは分裂、コンプリメンタリー(Complementary)は補色で、直訳すると分裂した補色の意味となります。

つまり、補色関係にある色相の片方を、両サイドに一つずつずらし、二等辺三角形になるように配色するパターンです。

色彩の使い方として、ドミナントカラー60%、セカンドカラー30%、アクセントカラー10%の黄金ルールを適用しやすい配色です。

ドミナントカラーとは、基本的に床、壁、天井など、面積の広いところに取り入れます。セカンドカラーは、カーテン、家具など。

アクセントカラーは、クッションなどのアクセサリーなど。


□アナロガス

アナロガスは、類似色のことです。色相環図の30°~60°までの範囲は類似色となります。

たとえば、アクセントカラー10%に、類似色の中でも最も鮮やかな色を使用するとバランスが取れます。


□モノクロマチック

直訳すると単色。通常、モノクロというと、白黒グレーのイメージで多用される言葉ですが、一色使いで、トーンを変えた配色のことをモノクロマチックと言います。一色しか使わない事がポイントで、トーン配色になります。


□トリアディック

色相環図で、正三角形の関係にある配色です。スプリットコンプリメンタリーと似ていますが、インテリアのシーンで使用すると、スプリットコンプリメンタリーよりも、コントラストが強くなり、華やかなな印象になる配色です。


スプリットコンプリメンタリー配色のカラースキームです。 

ドミナントカラー、セカンドカラー、アクセントカラーは、3~5色までとするのがおすすめです。

あとは、アンダートーンがブルーかイエローかで微妙に色味がかわりますので注意が必要です。

例えば、レッドでは、ワインレッド(ブルードミナント)か、トマトレッド(イエロードミナント)の違いです。

インテリアカラーを考えるときに参考にしてみてください。

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